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もうけの羅針盤

経営をデザインする

将来に向けて持続的に成長するために、企業は新たな価値を創造するための経営をデザインする必要に迫られています。内閣府が2018年にリリースした「経営デザインシート」は、将来の経営の基幹となる価値創造メカニズムをデザインし、在りたい姿に移行するための思考補助ツールでありコミュニケーションツールです。将来の価値創造メカニズムの構想からバックキャストし、今何をすべきかまでを1枚のシートにまとめられます。<令和2年度制作>
内閣府知的財産戦略推進事務局
協力:(一社)日本知財学会 経営デザイン分科会
経営デザインシート外部リンク

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「経営をデザインする」
日本知財学会経営デザイン分科会からのメッセージ

コロナ感染症が拡大する前に「自社の将来について考えていますか?」と問いかけたとすると、経営者のみなさんは、「もちろん考えている」とお答えになったでしょう。では、今、同様の問いかけをされたら、どのようにお答えになるのでしょうか。

「コロナはいつ収束するだろうか」「消費はいつ回復するのだろうか」といった会話が日常的になされています。今も新型コロナは多くの中小企業に大きな影響を与えています。
日本の社会はコロナ前に戻ると思いますか?いえ、戻らないでしょう。
第4次産業革命が進む中、世の中は加速度的に変化が進んでいて、そこにコロナによって更なる非連続な変化がもたらされているのです。近い未来にやってくるだろう事業環境の大きな変化への対応に中小企業の皆さんはしっかりと取り組まれているでしょうか。

しかし、このコロナが中小企業に与え続けている影響を見ていると、多くの経営者の皆さんが次のような壁にぶつかり思考を止めてしまっているのではないでしょうか。

<経営者の思考を止める壁>
「何か手を打たないといけないのだが、何から手を付けてよいのかわからない」
「今の事業がどんどん細っていくことは知っているが、どう改善すればよいかわからない」
「新規事業を立ち上げたいが、新しい事業アイデアが思いつかない」

このような壁を乗り越えるための思考プロセスが「経営をデザインする」という考え方です。「経営をデザインする」とは、今の事業を前提にしてそれをいかに改善するかという発想をするのではなく、5年後、10年後のありたい姿、社会に価値を提供している姿をえがき、そこに向かって進んでいくというバックキャストの発想です。

そして、そのありたい姿や創り出したい価値を明らかにするために重要なのは、経営者の皆さんが“考えるのではなく、それを感じること”なのです。思い出してくださいご自身や先代が創業したときのことを。数字の計画だけでなく、世の中にどのように貢献したいのかという熱い想いがあったはずです。未来はみなさんの心の中にすでにあるのです。それを思い出すことが重要なのです。
それを起点に未来の自社の姿に向けての経営戦略をデザインしていきましょう。