経済産業省では、地域内外の取引実態や雇用・売上高を勘案し、地域経済への影響力が大きく、成長性が見込まれるとともに、地域経済の中心的な担い手となりうる全国約4,700事業者(うち中国地域447事業者)を「地域未来牽引企業」として選定・公表しています。地域未来牽引企業は経済産業省ホームページ 地域未来牽引企業 選定一覧(別ウィンドウで開きます)より検索できます。
1.地域未来牽引企業とは
経済産業大臣により選定された、地域経済の中心的な担い手となりうる者を「地域未来牽引企業」と呼びます。
「データ」と「推薦」の2方式により選定。これまで、2017〜2020年度で、約4,700者(中国管内447者)が選定されています。日本の企業数が約367万4千社(令和3年経済センサス‐活動調査速報集計)となりますので、0.1%程度の事業者様しか「地域未来牽引企業」を名乗ることが出来ません。
データ部門
民間調査会社が保有する、企業の経営情報等に関するデータベースを活用して企業の順位付けを行い、各都道府県で上位に位置する企業を選定。
【データ部門選定の評価項目】
推薦部門
地方公共団体等の関係機関から推薦された企業を、有識者による評価に基づき選定。
【推薦部門選定の評価項目】
2.地域未来牽引企業のメリット
①企業のブランド価値向上が期待できます
全国には約4,700者の仲間がいます。それぞれの事業者様が、取引先に、従業員に、就活生に、地域に、「地域未来牽引企業」であることをPRいただくことで、より大きな効果が見込まれます。
中には、従業員のロイヤリティ獲得のために朝礼等で「地域未来牽引企業」であることを社内で説明したり、就職説明会にて“○○県のうちわずか○%しかいない”とPRしたりすることで、人材の採用強化につなげた事業者様もいらっしゃいます。
【準備中】地域未来牽引企業PRパワポ
【準備中】地域未来牽引企業PRパネル・ポスター仕様
【準備中】地域未来牽引企業ピンバッジ仕様
②地域未来牽引企業向けの重点支援策が受けられます
経済産業省の補助金等を中心に、審査時の地域未来牽引企業優遇措置を実施しているほか、地域未来牽引企業に限定した施策やイベントも準備しております。
③課題解決のための相談や情報を受けることができます
地域未来コンシェルジュによるよろず相談や各種情報提供等を実施しています。
地域未来コンシェルジュの活用について(PDF形式:605KB)
※クリックするとメーラーが開きますので、件名に「メルマガ登録について」、本文に貴社名・氏名・メールアドレスをご記入ください。
地域未来牽引企業(中国地域)に対する支援について
1.ロゴマークについて
ロゴマークを使用して広報活動や販売促進活動を展開することができます。
※ロゴマークの使用を希望される方は事前に手続きが必要です。
詳細は地域未来牽引企業ロゴマーク(経済産業省ホームページへ)をご覧ください。
2.地域未来コンシェルジュについて
地域未来牽引企業からの相談やお問合せに一元的に対応するため、「地域未来コンシェルジュ」を配置しておりますのでご活用ください。
※地域未来コンシェルジュの名簿(最新版)は経済産業省ホームページをご覧下さい。
3.利用できる支援策について
地域未来牽引企業向けの支援策を一覧にしてまとめています。
※地域未来牽引企業に対する加点措置や審査上の考慮をされている補助金・事業の情報等を記載しています。
<お勧めの支援策>
(1)官民合同伴走型支援事業
当局では、様々な支援実績を持つコンサルタントとともに「官民合同企業支援チーム」を立ち上げ、中国5県の地域未来牽引企業の皆様を対象とした企業向け健康診断(第三者による総点検)を無料で実施しています。
中国経済産業局「官民合同伴走型支援事業」支援企業の募集について
(2)中小機構のハンズオン支援(有料)
個別の事情に合わせた多様な支援を実施しております。高度なテーマに手厚いサポートがお得に受けられます(詳細はハンズオン支援(専門家派遣)(中小企業基盤整備機構ホームページ)をご覧ください)。
(3)J-GoodTech(ジェグテック、無料)
国内中小企業19,000社、大手パートナー企業550社、海外企業7,500社が登録するビジネスマッチングサイトに、地域未来牽引企業専用ページが設置されています。ニーズの投稿や投稿されたニーズへの提案が手軽に可能ですJ-GoodTech(ジェグテック)(中小企業基盤整備機構ホームページ)をご覧ください)。
4.地域未来牽引企業(中国地域)の取り組み事例のご紹介
【経済産業省広報誌 METI Journal 掲載企業】※日付は掲載日
株式会社フジワラテクノアート(岡山県岡山市、2019年4月26日)
【プレスPR対応企業】※年月は実施時期
株式会社ハマダ(広島県府中町、2020年2月)PDF(別ウィンドウで開きます)
株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション(広島県広島市、2020年10月)
東洋電装株式会社(広島県広島市、2022年2月)(PDF形式:1,824KB)
株式会社白鳳堂(広島県安芸郡熊野町、2022年)(PDF形式:8,197KB)
英田エンジニアリング株式会社(岡山県美作市、2022年4月)(PDF形式:4,130KB)
株式会社シバオ(島根県大田市、2022年5月)(PDF形式:4,163KB)
5.イベント開催状況について
【2020年2月10日 IT利活用促進オンラインシンポジウム】
【2021年10月28日/2022年3月8日 「継続成長の実現に向けた戦略と人材育成」ワークショップ】
代表者と実務責任者が協力してカリキュラムに取り組んでいただくことで、自社の課題と向かうべき戦略を整理・共有すると共に、成長戦略の推進に必要と考えられる次世代人材戦略についても立案していただくためのワークショップを開催。
【2021年11月18日 WEBセミナー「企業経営のキーワード~これから求められること~」】
SDGsへの取り組むきっかけや、兼業・副業の活用のヒントとなる情報を提供するためWEBセミナーを開。
【2022年9月21日/2022年10月26日「自社分析・成長戦略策定ワークショップ」】
課題分析や成長戦略を検討する機会としていただくべく、新事業・商品開発や販路拡大等を視野に入れて自社の分析・課題抽出、今後の成長戦略策定等を行うワークショップ、及び成長戦略の重要な要素となる知財戦略・知財管理に関するE-learningを提供。