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自社の開発技術を守り・攻める~オープンorクローズ戦略~
自社開発した独自技術を守り、攻めるために、オープンorクローズ戦略を行う。<平成29年度制作>
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醸造機械のリーディングカンパニー!
創業以来、フジワラテクノアートは、醤油、味噌、清酒、焼酎など日本の醸造食品を生産するための機械を手掛けてきた。そんなフジワラテクノアートの技術力の高さを世に広めたのが、自動製麹装置。これまで人の手でないと出来ない、機械では無理だとされてきた、【麹づくり】を日本で初めて自動化に成功させた。国内において製麹機械は、80%のシェアを誇る。
時代とともに、日本の醸造技術が海外でも注目されるようになり、また日本の醸造食品メーカーの海外現地工場の設立なども多くなると、醸造機械・プラントの輸出も増加。岡山県から日本を飛び出し、今では世界20か国以上に機械や、装置、プラントの輸出を行っている。醸造分野で培ってきたノウハウを活かし、ろ過・粉体殺菌機械も開発。一般食品業界やバイオ業界にも注目を浴び、卓越したプラントエンジニアリング力で世界の食文化を陰で支えている。
技術をいかにして守り、攻めるのか!
自社開発した技術を守るために、フジワラテクノアートでは、積極的に特許出願を行っている。その特許出願に関して、すべての技術を特許出願するわけではない。
機械や装置開発を行うため、納入後は誰でも機械や装置を見ることができる。それ故にすぐにわかるもの=真似する事が出来るものは特許出願し、機械や装置の操作・ソフトの面などは、ノウハウとして管理し、自社の開発技術を守っている。いわゆる、オープン・クローズ戦略を行っている。
過去の失敗から学び、技術を守るために方針転換!
15年前までは、開発した独自技術はすべて特許出願を行っていた。しかし、海外で特許調査を行いある事実が発覚した。それは、海外の競合メーカーが、その国で特許出願や特許権利を取得していること。長い時間かけて開発した自社の技術が簡単に真似されないよう、オープン・クローズ戦略で自社技術を守るという方針を固めた。