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もうけの羅針盤

夢の新素材!知ってますか?

軽くて強い特徴をもった夢の新素材、知っていますか?ボーイングの機体にも使用されています。広島県では、その素材をさまざまなモノづくりに活かしていこうとプロジェクトチームが立ち上げられ、研究・開発が進められています。<平成24年度制作>

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この知財の開発元

広島県立総合技術研究所 西部工業技術センター

広島県呉市阿賀南2丁目10-1

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/27/

電話番号0823-74-1151

代表西本直樹

開発ストーリー

21世紀の夢の新素材 炭素繊維複合材料

軽くて強い夢の新素材、炭素繊維複合材料は、現在ボーイングの機体にも使用されています。
炭素繊維にナイロンの樹脂などを含浸させてシートにした炭素繊維シート。そのシートを何層にも重ね合わせることで炭素繊維複合材料を作る。炭素繊維は、炭素の方向によって強度が異なる。その特性を活かし、炭素繊維シートを重ね合わせる方向を変えることで、素材の曲がる方向をコントロールすることができる。

広島県立総合技術研究所では,多様化・複雑化する県民や県内産業のニーズに対応し, 複数の技術分野にまたがる横断的・融合的な研究に積極的に取り組んでいます。

現在、自動車業界では、『地球温暖化・CO2排出量削減』や将来的に予想される『燃料価格の高騰』への対応策として、『自動車の軽量化』へのニーズが急速に高まってきており、軽量かつ高強度な『炭素繊維複合材料(CFRP)』を活用する動きが活発化してきています。そこで、広島県は炭素繊維プロジェクトチームを立ち上げ、広島県内自動車関連産業支援を主な目的として、低コストかつ生産性の高い「広島県独自の炭素繊維複合材料加工技術」の開発に取り組んでいます。