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もうけの羅針盤

えっもうお米研げたの?手も電気も無しで!

お米研ぎって意外と大変ですよね。しかも、毎日毎日。そんな方々に朗報です。手も電気も使わずにさっとお米を研ぐことが出来るんです。3合もわずか15秒で研げるんです。<平成21年度制作>

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この知財の開発元

(有)クレセント

広島県広島市西区田方1-7-19-911

http://www.crescent-inc.co.jp/

電話番号082-942-5024

開発ストーリー

手も電気も使わず、あっという間に美味しいお米がとげる、家庭用洗米器「はやとぎ」

家庭用洗米器 はやとぎ & はやとぎプロ

手も電気も使わず、あっという間に美味しいお米がとげる、家庭用洗米器「はやとぎ」。ワンタッチで蛇口につなぎ、水流と遠心力を利用して素早く米とヌカを分離させる。その名の通り、3合ならわずか15秒で完了。瞬時にとげるので、ヌカくささがお米に移らず、美味しいお米を炊くことが出来る。
奥様が寒い冬にお米を研いでいる様子を見て開発したという。

容器本体の底に取り付けられたノズルは、水を出すと高速水流を生み出す。遠心力により、水は竜巻状に回転する。このとき、ノズルの空気口から空気が取り込まれ、微細気泡になる。

「はやとぎ」の原理

容器本体の底に取り付けられたノズルは、水を出すと高速水流を生み出す。遠心力により、水は竜巻状に回転する。このとき、ノズルの空気口から空気が取り込まれ、微細気泡になる。気泡を入れることによって、気泡の洗浄力と遠心力とのマッチングで洗米器の性能が格段に上がったと中西さんは言う。
水流によって取り込まれた微細気泡は、米とともに竜巻状に回転する。比重の重い米は、遠心力によって容器の内側に押し付けられ、摩擦と気泡の洗浄効果により、すばやくヌカが剥離する。比重の軽いヌカは瞬時に中央部にあつまり、上昇する水流と共に蓋の中央部から溢れる。

遠心力 比重の重い米は容器に押し付けられ、摩擦と気泡の洗浄力でヌカを分離遠心力分離作用 比重の軽いヌカと気泡は中央部に集まる遠心分離作用 比重の軽いヌカと気泡は中央部に集まる

とぎ時間の目安 1合5から10秒 2合5から15秒 3合10から20秒 4合15から20秒 5合20から30秒

高性能で、1合から5合までのお米が数十秒でとげ、使用する水の量も、手でとぐときの約半分だ。リュウマチや、怪我なのでなどで手の不自由な方が、「はやとぎ」を実際に使用して「とても使いやすかった」と大好評である。
全国発明くふうコンクール入選、国内特許だけでなく、中国・台湾・韓国でも特許を取得している。