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もうけの羅針盤

食材を柔らかくする技術が新商品開発の糸口に!

ニンジンの形がそのままなのにスプーンでつぶすことができるほど柔らかい!?
介護の現場で活躍が期待できる「高温急速含浸法」はどうやってそこまで柔らかくなるのか?
さらに実は介護以外でも利用できる可能性があるというのだが、その活躍の場所とは?〈令和4年度作成〉

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この知財の開発元

広島県立総合技術研究所 食品工業技術センター

広島県広島市南区比治山本町

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/26/

電話番号082-251-7433

代表副部長 柴田 賢哉

開発ストーリー

形を保ったまま柔らかくなる高温急速含浸法

食材の見た目を変えず、柔らかくできるこの技術は高齢者でも食事を楽しめると注目!
さらに高齢者の人口増加により介護食の市場も拡大しているため、未来の介護業界で活躍するのではと期待されている。
食材を加熱して減圧することで食材内水分が沸騰し、空気に加えて水蒸気も、膨張・収縮するため酵素液がしみ込みやすくなり食材が柔らかくなる。
さらに酵素液に漬け込む時間を調整すると食材の柔らかさを変えることが可能。

介護だけじゃない 用途が広がる新技術

高温急速含浸法は柔らかくする酵素液をしみ込ませるだけではなく、他のものをしみ込ませることもできる。
例えば、ビタミンCやコラーゲンなどをしみ込ませて、美容に嬉しい食材をつくることも可能。
介護の業界だけではなく、様々な場所で活躍する可能性がある技術である。