開発ストーリー
人と人とのつながりを重視した宿泊施設「Pagurus Nature and Camp鹿島」
静岡県牧之原市。鹿島ビーチの入り口に自然が好きな人NatureLOVERSを対象にした宿泊施設、Pagurus Nature and Camp鹿島が2021年オープンした。
コンセプトは「ヨコ乗り×繋がり×拡がり」。
サーフィンが大好きな社長が、多彩なバックグラウンドの人々が、世界中から集い、普段のコミュニティーとは異なる関わり合いの中で個人個人が価値観や人生の選択肢を広げてもらいたい。新しいサーフサーフィンの文化が出来ればとOPENした。ホテルや旅館とは異なり初対面の宿泊者同士や地域の人々などのつながりを重視した共用空間、共有リビングにし、パブリック性の高い宿となっている。
一本足打法からの脱却
「Pagurus Nature and Camp鹿島」。実は、金属プレス加工でモノづくりを行う大進プレス工業有限会社が新規事業として立ち上げた宿泊施設。
創業50年を越え、安定経営を続けてきた大進プレス工業有限会社。現社長の内田さんが1つの事業だけに依存していることに長年違和感を持ち続け、中小企業診断士の五島さんに相談したことからプロジェクトはスタート。新規事業として成功したのだ。
経営デザインシートとローカルベンチマークを活用
本格的に取り組み始めたとき、内田社長は中小企業診断士の五島さんから渡された1枚のシート。それは「経営デザインシート」。最初は、このシートは自分には必要ないかな。これが自分の経営に役に立つのかなと。疑問しかなかった。しかし、五島さんのアドバイスを元にこのシートを書き上げ想いを文字にしていくことで、想いを伝えられるものにでき、そして、その想いを実現するために何が必要で、何をすべきかが見えてきた。
五島さんは、未来に向けた経営のデザインには、経営デザインシートを活用。
その想いを実現するため経営者がさまざまな視点から自社の現状を把握する必要があるとしてローカルベンチマークも行いました。
中小企業診断士の五島さんは、次のように話します。
「どちらのツールもテーマは、【対話と傾聴】。経営課題のケースによって、経営デザインシートとローカルベンチマークを使い分けたり一緒に使ったりしていると話します。特に価値デザイン社会の実現ということで、脱平均、融合、共感という3つのテーマが取り上げられていますが、まさにこれを具体的に実現するための手法が経営デザインシートを作成することで明確になる。」
五島 宏明
ヒロパートナーズオフィス 代表
ビジネスプロデューサー
中小企業診断士https://hiro-partners.com
子供服屋の三代目社長として、小売業からSPA(製造小売業)へ業態転換しオリジナルブランドFiveKids(商標取得)を生み出したが、少子化やSC間競争に巻き込まれ会社は倒産。その後、中小企業診断士の資格を取得し自らの失敗を教訓にブランディングプロデューサーとして価値デザイン社会の実現を目指している。現在は、経営デザインシートを活用したビジネスモデルの変革を主軸にリアルとオンライン共に経営相談やセミナー及び講演を開催している。