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方法特許で新ビジネス!サービス業も特許で稼げ!
サービス業にとって難しいと思われがちな特許取得(知財ビジネス)。しかし、方法特許の取得で新ビジネスへの展開を成功した企業があります。取得した特許から特許の取得方法、そして、新ビジネス!惜しげもなく社長が話します!<平成22年度制作>
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開発は、自分たちが仕事をいかに効率よく楽にするか
これまで数々の開発を行なってきた小林社長。その開発の原点は、自分たちが仕事をいかに効率よく楽にするかということ。そうするために、「世の中にあるものは買い、無いものは作る。」そう話します。エスカレーターの清掃方法という特許を取得したが、やはりその特許取得もいかに効率よく、自分たちが楽に清掃できるかという思いからだった。特許取得にいたったのも、開発した装置の特許取得のために弁理士に相談したのがきっかけ。方法特許の存在を弁理士から聞かされ、方法特許の取得に踏み切った。弁理士への相談なくして清掃方法特許の取得はありえない。そう小林社長は話します。
清掃方法特許が新ビジネスへの引き金に
善管が現在、力を入れているビジネス、それは「エスカレーター清掃方法特許の実施契約」です。善管と実施契約を結んだ企業は、善管からまず、清掃に必要な装置を購入。清掃方法やノウハウを善管から提供してもらいます。そして、その企業はクライアントから清掃業務を受注。善管より特殊配合の洗剤を購入し、清掃業務を行います。こうした清掃を1回行うごとにその売上の数%を特許使用料として善管に支払う。清掃をその業者が行ったかどうかは、実施契約した企業による申告。企業間の信用・信頼があれば問題無いと社長は言い切る。
そもそも、東京の大手ビルメンテナンス会社より受注し請負業務としてエスカレーターの清掃を行っていた。しかし、大手ビルメンテナンス会社が優れた清掃方法に魅力を感じ、自分たちにもエスカレーター清掃をやりたいと話を持ちかけられた。こうしたことがきっかけで特許の実施契約に結びついた。特許取得が無ければ、どの業者も真似して行うこともできるが特許のおかげで真似されることも無くビジネスに結びついた。小林社長は、「多くの企業でこの特許を使用してもらうことで市場も拡大し、ビジネスも広がる」と話します。
品質確保のために
様々な業者に実施契約を結ぶことで懸念しているのは、清掃の仕上がりにばらつきが出ないこと。そのために現在、考えているのが清掃のライセンス制。一定期間清掃を学んだものだけが与えられるエスカレーター清掃の免許です。こうしたことを行うことで仕上がりを保持したいと考えている。