建設現場ニーズを解決できる技術シーズを公募します

令和6年4月25日
中国経済産業局 地域経済部
イノベーション推進課

 中国経済産業局は、中国地方整備局(以下「中国整備局」。)及び独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下「中小機構」。)中国本部と連携して、インフラ現場の課題を解決する、中堅・中小企業が持つ革新的な技術の実装を図るオープンイノベーションの取組を実施します。

 具体的には、中国整備局所管の国道・河川事務所等が有する以下の現場ニーズについて、中小機構が運営するマッチングサイト「J-GoodTech(ジェグテック)」に掲載し、この課題解決に寄与する中堅・中小企業が持つ革新的な技術シーズを幅広く公募します。

 技術シーズの提案を希望される方は、下記の各ニーズURLよりご提案ください。

 ※現場ニーズの詳細を確認するためには、ジェグテックへの会員登録が必要です。

1.残存型枠を控え無しで組み立てる

 現在、残存型枠を組立時、狭い型枠内に作業員が入り、溶接棒で溶接しながらの組立は、手間や時間がかかっています。このため、残存型枠をユニット化する事で溶接なく、据付が可能となり、施工性の向上が期待できるような技術を幅広く募集します。

 ジェグテックのニーズ掲載URL「残存型枠を控え無しで組み立てる」

2.架空線接触事故防止技術

 現在、バックホウのアームが架空線に接触する事故を防ぐため、監視員等を配置して人の目で対策をしていますが、ヒューマンエラーが発生する恐れがあります。そこで、アームやバックホウ本体にカメラを設置することなどにより、架空線に接近した場合にアラームが鳴ったり、強制停止したりする装置技術等を幅広く募集します。

 ジェグテックのニーズ掲載URL「架空線接触事故防止技術」

3.CBR調査の効率化

 現在、舗装修繕設計を既設舗装のTAを計算する際にCBRを調査する必要がありますが、現状として開削調査で取得した供試体試験かFWD調査が主流であり、交通規制が必須となっているため、交通誘導員の確保が困難な状況が続いており、交通規制を伴う調査をすることに苦慮しています。そこで、規制を伴わずにCBRを調査する手法を幅広く募集します。

 ジェグテックのニーズ掲載URL「CBR調査の効率化」

【このページに関するお問合せ先】

中国経済産業局 地域経済部

イノベーション推進課

電話:082-224-5680