開発ストーリー
「EMGマスター」
神経から筋にかけての疾患の有無を調べる生理学的検査のひとつ表面筋電図解析。 客観的なデータとして筋肉組織の損傷や回復状態を把握でき、より正確で効率的なリハビリ治療を行えることからリハビリ治療を行う医療機関や介護施設等からのニーズは高い。
しかし、従来の筋電計は、「高価で大型」「解析に時間がかかる」「有線であるため活動測定が困難」等、臨床現場での活用普及が難しい面がありました。そんな問題を解決した表面筋電図解析評価システムがEMGマスターです。
軽量小型ワイヤレスの送受信機をパソコンにつなぐだけで、いつでもどこでも簡単にセッティングが出来て、容易に活動測定ができるようになりました。しかも、目的とする筋肉部位の筋電図を計測して、活動電位の質(速筋と遅筋から出る周波数成分の違い)と量(積分値)を解析表示した精度の高いデータをリアルタイムで確認することが可能。測定風景を撮影した動画データもリアルタイムで利用できるため患者本人もデータ画像を見ながら筋電図解析のポイントを確認できます。リハビリ治療を行う理学療法士の現場では、患者の負担や時間を軽減でき、リハビリ治療効果を数値で具体的に表すことができるため、数週間~数か月単位での治療効果を継続的に指導確認できると喜ばれています。今後は、プロスポーツ選手など理論に基づいたトレーニングの効果判定などへも応用が期待されています。