開発ストーリー
21世紀の夢の新素材 炭素繊維複合材料
軽くて強い夢の新素材、炭素繊維複合材料は、現在ボーイングの機体にも使用されています。
炭素繊維にナイロンの樹脂などを含浸させてシートにした炭素繊維シート。そのシートを何層にも重ね合わせることで炭素繊維複合材料を作る。炭素繊維は、炭素の方向によって強度が異なる。その特性を活かし、炭素繊維シートを重ね合わせる方向を変えることで、素材の曲がる方向をコントロールすることができる。
広島県立総合技術研究所では,多様化・複雑化する県民や県内産業のニーズに対応し, 複数の技術分野にまたがる横断的・融合的な研究に積極的に取り組んでいます。
現在、自動車業界では、『地球温暖化・CO2排出量削減』や将来的に予想される『燃料価格の高騰』への対応策として、『自動車の軽量化』へのニーズが急速に高まってきており、軽量かつ高強度な『炭素繊維複合材料(CFRP)』を活用する動きが活発化してきています。そこで、広島県は炭素繊維プロジェクトチームを立ち上げ、広島県内自動車関連産業支援を主な目的として、低コストかつ生産性の高い「広島県独自の炭素繊維複合材料加工技術」の開発に取り組んでいます。