繊維産業における外国人技能実習制度理解促進セミナーを開催します。

令和4年3月7日

経済産業省製造産業局生活製品課

中国経済産業局地域経済部製造・情報産業課

経済産業省では、このたび繊維産業における外国人技能実習制度の理解促進を目的とした説明会を開催します。

外国人技能実習制度は、『我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力する』ことを目的として重要な役割を果たしています。一方で、近年では国際的な適切なサプライチェーン管理が求められており、違反事例が散見されることから国内外においてリスクとなる可能性が指摘されています。

特に繊維業界においては、世界的にサステナビリティの機運が高まり、適正な労働環境の整備やサプライチェーンの管理等が求められており、今後、国内外問わず、安全な取引を行うためには、実習実施者による技能実習の適正な実施はもちろん、実習実施者を含めたサプライチェーン全体が制度を十分に理解することが重要です。

外国人技能実習生を受け入れている企業の方だけではなく、監理団体、発注側の企業の方など、幅広く繊維産業に関わる企業の方々が制度理解を深めることができる内容となっております。

  • 【日時・開催場所】
  • 令和4年3月25日(金曜日)14時00分から15時30分
  • 倉敷ファッションセンター 4階イベントホール(岡山県倉敷市児島駅前1-46)及びオンライン(Microsoft Teams)
  • 【プログラム】
  • 1.繊維産業における外国人技能実習制度に関する現状と課題(20分)
  • 講演者:経済産業省製造産業局 生活製品課長 永澤 剛
  • 2.外国人技能実習制度の概要と適正化に向けた課題等(20分)
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  • 講演者:厚生労働省 海外人材育成担当参事官室 技能実習監理官 宮崎 千晶
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  • 3.「技能実習生の在留に関する取組」について(20分)
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  • 講演者:広島出入国在留管理局 入国審査官 大野 由佳
  • 4.「外国人技能実習制度活用好事例の紹介」について(20分)
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  • 講演者:責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム
  • 5.質疑応答(10分)
  • 【対象者】
  • ・外国人技能実習生を受け入れている繊維関連企業の方
  • ・繊維産業の監理事業を行っている監理団体の方
  • ・外国人技能実習生を受入れている企業と取引関係にある繊維関連企業の方
  • 【定員・参加費】
  • イベントホール 100名、オンライン 200名。参加費無料。
  • 【申込方法】
  • 以下受付フォームより、必要事項をご入力の上ご登録ください。【締切:3月22日(火曜日)】
  • 【お問い合わせ先】
  • ○セミナーに関するお問合せ
  • 経済産業省 製造産業局 生活製品課 花等、園
  • 連絡先 03-3501-1511(内線 3861)、03-3501-0969(直通)
  • ○申し込みに関するお問合せ
  • 中国経済産業局 地域経済部 製造・情報産業課 山田、近藤
  • 連絡先 082-224-5630(直通)
  • 【その他】
  •  セミナー後、同会場にて「繊維産業におけるサステナビリティセミナー」を開催いたします。現在、開催されている産業構造審議会繊維産業小委員会の検討状況等を中心とした経済産業省生活製品課からの情報提供に加え、経済産業省ファッション未来研究会の座長を務めておられる京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab 水野特任教授の講演を予定しております。

【お問い合わせ先】

中国経済産業局 地域経済部
製造・情報産業課

電話:082-224-5630

経済産業省 中国経済産業局(METI Chugoku)